今回はブロックチェーン上に記録されたデータの検証・認証プラットフォームのTierionについて分かりやすく解説したいと思います。
ブロックチェーン上に記録されたデータが正しいものかどうか証明するシステムであるTierionについて知っていただければと思います。
また、日本のコミュニティが特徴的です。
Tierion概要
内部通貨:TNT
公開日:2017年8月25日
発行枚数:10億枚
Whitepaper:TierionTokenSaleWhitePaper(PDF)
公式ページ:Tierion - Blockchain Proof Engine
Telegram:Tierion-Telegram(非公式日本コミュニティ
Discord:Tierion
Tierionの特徴
Tierionの特徴といえばChainPoint技術を利用したデータ改ざん防止の機能とサーバにノードを提供することで報酬を得られる(かもしれない)面白い報酬システムを採用していることだと思います。
ChainPoint技術
ChainPoint技術というのは情報に対して証明を行うプロトコルです。
どのようなことを証明するかというと、その情報がいつ生成されて、生成後どのように変更されたのかを証明します。
この証明はブロックチェーン上に組み込まれるため改ざんは非常に難しくなります。
つまりChainPointが行った証明が情報に対して真実であることを、ブロックチェーンの利用者は信頼できると考えることができます。
ブロックチェーンに記録されたデータをChainPoint技術を使って検証することでそのチェーン自体の信頼度も高まっていくという狙いがあります。
報酬システム
TierionもBTCのマイニングのようにシステム稼動にあたり報酬システムがあります。
その報酬システムが他の仮想通貨とは異なり特徴的です。
TierionのシステムはNode(ノード)を建ててサーバに提供することでサーバがNodeを利用した際に報酬が得られるシステムになっています。
Nodeが利用されるかどうかはランダムなので、マイニングのようにマシンスペックが高い必要はなく単純に数が多ければあたる確率も高くなるのでいっぱいNode建てるのが良いようです。
サーバがNodeを利用する条件としてはNodeが正しく構築されていること、専用ウォレットに5,000TNTを保持しておくことが必要です。
IT初心者にはNodeを建てて正常に稼動させるのが難易度高いと思うので挑戦してみたい方はじっくり勉強してから行うのがよさそうです。
逆にサーバ建てなどの知識がある方には面白い報酬システムなのかなと思います。
ちなみに私はプログラム構築能力は皆無なのでHow toがないと無理でした!
TierionのNode(ノード)建て(築城)
ちなみに私がNode建てるのにHow toにしたのはTNTコミュニティにいる織田信長公(@CryptOda)が詳しく解説しているコチラです。
Tierionの非公式コミュニティについては後述しますがなぜか戦国武将がたくさんいて、Tierionのシステム用語を戦国時代の用語に置き換えて使っていたりします。
実はMicrosoftと提携しています
そんなTierionですが、実はアメリカMicrosoft社と提携を結んでいます。
Microsoft社としてはブロックチェーンの認証を行うTierionのシステムに対して将来性を感じての提携になるかと思います。
日本のTierionコミュニティ(非公式)が特徴的
Node建ての項目でも書きましたが、Tierionの非公式コミュニティが特徴的で面白いです。
何故か戦国時代をモチーフとしていて、例えば、報酬対象のNodeに選ばれるための枠の奪い合いがあるんですが、それを合戦と呼んだり、Node建てに必要な5,000TNTを年貢と呼んだり、よく考えてるなぁと思います。
会話に参加しなくてもやり取りを見ているだけでも楽しいコミュニティです。
Node建てなどについての質問についても皆さんすぐに答えていただけるのでNode建てに挑戦してみたい方は参加必須ですね!
まとめ
Tierionを簡潔に説明するならデータ改ざんを防止する機能を持った証明システム、となります。
結果として証明を行ったチェーンの信頼性を高めてくれるシステム、といってもいいかもしれませんね。
情報の信頼性というのはネットワークを利用する私達にとっては非常に重要なことなので、Tierionの開発には期待したいところです。
Microsoft社も同じようにTierionを見込んだからこそ提携を結んだと考えるべきですよね。
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