前回に引き続きFXでチャートを読む際利用する分析指標について解説していきます。
その①のボリンジャーバンドについてはコチラ
RSI
2つ目に解説するのはRSIです。
RSIとはRelative Strength Indexの略で、過去の一定期間の値動きに対して上昇幅が何%占めているか割合で示してくれます。
一般的には過去14日間の終値ベースで上昇幅の累計と下降幅の累計を合計し、上昇幅の占める割合がRSIとして表示されます( ˘•ω•˘ )
簡単のため3日間で計算例を出すとスタート価格1,000円として
1日目 1,100円(+100円)
2日目 980円(-20円)
3日目 950円(-50円)
このように終値が推移したとすると(上昇幅の合計)÷(上昇幅と下降幅の合計)×100が計算式なので、、、
100÷(100+20)×100=83.3%
RSIとしては83として表示されます。
つまり4日目から見た過去3日間の値動きは83%が上昇傾向ということですね( ^ω^ )
上昇幅を100%表示で示すので50%が中心となり50%以上は上昇方向、50%以下は下降方向となります。
RSIの特性
RSIは50を中心に推移するので70以上になってくると”買われすぎ”、25以下になってくると”売られすぎ”のサインとされています。
なので70を超えてきたらそろそろ売りかな?25を下回ってきたらそろそろ買いかな?という風に考えていけばOKです(/・ω・)/
もちろん、この指標が値動きの絶対を示すわけじゃないので単純に70以上は買いじゃー!とやってると痛い目をみますが、、、
値動きが激しい相場の時はあまりあてにならない
計算期間中に上昇/下降で強い相場があるとそちらに計算結果を引っ張られやすいのでRSIでは高い数値を示していて売りサインがでているのに実際の値動きは上昇し続ける場合もあります。
そのため、RSIの効果が最も発揮されるのはレンジ相場や緩やかに上昇または下降している保ち合いの相場です。
上昇、下降を交互に繰り返すレンジ相場では上昇または下降割合が変わってきたことを察知しやすいので売り/買いのサインとして利用するには最適です( `ー´)ノ
ダイバージェンス(逆行現象)にも注意
ダイバージェンスというのは以前の高値の時よりも価格が上昇しているにもかかわらず、RSIは以前の高値をつけた時よりも下に位置している現象を指します('ω')
本来なら上昇し続けている場合、RSIは以前の高値より高くないといけないですね?
しかし、↓の図のように前の価格より高くなっているのにRSIが下がってる時があります。
この場合価格は上昇しているが売り圧が上がってきているためRSIが上昇域よりも下がってきたとき価格も反転する場合が多いです。
仮想通貨におけるRSIの使い方
RSIには以上のような特性があるため、上昇や下降のトレンドを掴むのに向いてますしダイバージェンスを利用した反転タイミングの発見にも役立ちます。
そのため、仮想通貨FXにおいては大きいトレンドの後のレンジ相場の時等にRSIを参考に順張りか逆張りかを判断して注文/指値をすると比較的相場を捕まえやすいのかな?と思います。
うまく乗れれば順張りで利確した後逆張りでも利益を生み出すことができるようになりますね!( ^ω^ )
RSI解説も長くなってしまったのでここで一旦切りまして次回はMACDを解説していきたいと思います。
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